鹿児島大学医学部卒業、同学部教授。松本美和子氏他に師事。
日伊コンコルソ入選、太陽コンコルソ・カンツォーネ・イタリアーナ優勝、日本クラシック音楽コンクール第1位グランプリ。平成10年度鹿児島県芸術文化奨励賞。
蝶々夫人やカルメンの主役、第九、メサイア、ヴェルディ「レクイエム」、ロッシーニ「スタバト・マーテル」、NHKテレビ「第九をうたおう」(井上道義指揮)等のソリスト。イタリア・米国をはじめ国内外の各地で歌い、02年ルーマニアで「最高のテノール」、04年東京紀尾井ホールで「マリオ・デル・モナコの声を持つ医学部教授」と大きな話題になる。04年と05年東京芸術劇場でのイタリアの世界的テノールとの共演、05年イタリア(G. プロイエッティ指揮)と日本(若杉弘指揮、ベリオ版日本初演)での「トゥーランドット」のカラフ王子で大絶賛を博す。06年NHK芸術劇場「二つの顔を持つ音楽家」、07年国民文化祭「第九」、08年徳島県民文化祭(秋山和慶指揮)、メンデルスゾーン「最初のワルプルギスの夜」(G. ボッセ指揮、オーチャードホール)、09年NHK「ラジオ深夜便」の“ないとエッセー”等に出演。 10年京都会館開館50周年記念「第九」（指揮：井上道義・京都市交響楽団）やオーケストラ・アンサンブル金沢の「第九」（指揮：井上道義、大阪ザ・シンフォニーホール）でのソリスト等に出演。11年には、NHK「ラジオ深夜便」“新春・クラシックを楽しむ”の「天は二物を与える」で大きな話題となり、大阪「中之島国際音楽祭 2011」の「3大テノール」でも絶賛される。04年10月にリリースされたCD「誰も寝てはならぬ/米澤 傑 テノール・オペラアリア集 」(G. ステーファノ指揮・ソフィア国立歌劇場管弦楽団、You Tube 検索：「You Tube 米澤傑」)は、タワーレコード J-CLASSICAL ウイークリーチャートで計4回第１位に輝き、09年7月には話題のピアニスト・辻井伸行氏のCDを抜いて第１位を獲得、鹿児島「十字屋」CD週刊ランキングの「洋楽アルバム」部門でも第１位となる。CDと、「トゥーランドット」のDVDのインターネット検索：「楽天市場 米澤傑」。2010年の第99回日本病理学会総会において、病理学会で最も名誉ある「日本病理学賞」を受賞し、宿題報告講演「ムチン：ヒト癌における臨床病理学的意義と遺伝子発現機構の解明から腫瘍悪性度早期診断システムの構築まで 」を行い高い評価を得た。 医学博士。