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新着公演一覧

くろまろ館・ラブリーホール共同展示

「柳原白蓮と河内長野の風景」

開催期間 2014年10月22日(水)~24日(金)
時間

10:00~20:00(最終日は16:00まで)

会場 ギャラリー
料金 入場無料

公演概要

柳原白蓮が昭和26年に三日市村を訪れ、岩湧山などの風景を短歌に詠んでいます。短歌を直筆で書いた扁額や色紙を展示します。

【主催】

河内長野市立ふるさと歴史学習館<くろまろ館> 公式サイト こちら>>
(公財)河内長野市文化振興財団<ラブリーホール>

 

 

【展示内容のご紹介】

旧郷土資料館に、美しい筆耕(ひっこう)で短歌を書いた1枚の画仙紙(がせんし)(書道用紙 縦32.7㎝・横128.8㎝)が保管されていました。画仙紙は扁額(へんがく)に貼ってありましたが、破損や水染みの跡など長年の傷みが著しかったため、専門機関へ修理に出し、現在は、額から本紙(画仙紙)を剥(は)がし、和紙で裏打ちを施した状態になっています。

 

  

 

この短歌には「昭和26年初夏 白蓮」と署名があり、大正三美人の1人に数えられた美貌の歌人「柳原白蓮」の直筆の書であることが分かりました。また、昭和48年4月に発行された『三日市小学校 百年のあゆみ』という記念誌に、別の短歌が書かれた扁額が展示されている写真がありました。
昭和26年の初夏、白蓮は、三日市村を訪れて地域の人びとと交流を持ち、美しい風景を短歌に詠んでいます。白蓮が滞在した油屋旅館関係者のご厚意で、当時の集合写真をお借りすることが出来ました。モノクロの写真には、穏やかな表情で佇(たたず)む白蓮とともに地元の教職関係の人びと、初夏の花ツツジやカキツバタが写っています。白蓮は、家長の命令が絶対であった家父長制のもと、前半生は父や兄の思惑通りに生きざるを得ませんでした。しかし、後半生は自ら選んだ道を歩き、社会に大きな影響を与えました。その生涯を代表的な短歌を紹介しながら振り返ってみましょう。



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