●楠永陽子/ソプラノ |
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大阪音楽大学音楽学部声楽学科卒業、同専攻科修了。
2012年11月、日生劇場開場50周年記念公演「フィガロの結婚」にスザンナ役で出演、改めて高い評価を確立した。
特にモーツァルト作品におけるスーブレット歌手としての評価が高く、2005年、大阪・河内長野マイタウンオペラ「ドン・ジョヴァンニ」ゼルリーナ役で本格的なオペラ歌手として開花した後、2006年に河内長野マイタウンオペラ・フレッシュ「フィガロの結婚」にスザンナ役で出演。続いて同年中にひろしまオペラルネッサンス「フィガロの結婚」、同プロダクションの新国立劇場地方招聘公演でも同役を務め、高く評価された。2007年には大阪音楽大学ザ・カレッジ・オペラハウス「フィガロの結婚」でも同役を務めている。
他に、「フィガロの結婚」バルバリーナ「ドン・ジョヴァンニ」ヅェルリーナ「魔笛」パパゲーナ、「ラ・ボエーム」ムゼッタ、「アマールと夜の訪問者」アマール、「リータ」リータ、「スザンナの秘密」スザンナ、「ポッペアの戴冠」ドゥルシッラ、「ドン・カルロ」テバルド、「ジャンニ・スキッキ」ラ・チェスカ、「修道女アンジェリカ」看護修道女等に出演、いずれも好評を得ている。
また、オペレッタやミュージカル作品、ラジオ・ミュージカルなど、幅広く活動実績を広げている。
第10回和歌山音楽コンクール大学生の部第1位 。第14回和歌山音楽コンクール一般の部第3位(1位なし) 。大阪国際音楽コンクール入賞。 |
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●北野智子/ソプラノ |
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大阪音楽大学卒業。卒業時に優秀賞を受賞。2006年にイタリアで開催されたプッチーニフェスティバルに堺シティオペラ「蝶々夫人」の一員として参加し、蝶々夫人役のカヴァーキャストを務めた。オペラには、「アドリアーナ・ルクヴルール」アドリアーナ・ルクヴルール役、「蝶々夫人」蝶々夫人役、「こうもり」ロザリンデ役、「フィガロの結婚」伯爵夫人役、「恋人達の学校ーコジ・ファン・トゥッテー」ドラベッラ役、「友人フリッツ」スーゼル役、「カヴァレリア・ルスティカーナ」ローラ役、「愛の妙薬」ジャンネッタ役、「アマールと夜の訪問者」母親役、「ルサルカ」樹の精役などで出演する他、オペラハイライト公演でも「椿姫」ヴィオレッタ役、「仮面舞踏会」アメーリア役、「トスカ」トスカ役、「魔笛」ダーメⅠ、Ⅱ、パパゲーナ役など多数出演。フラスキータ役で出演した堺シティオペラ第30回記念定期公演「カルメン」が平成27年度大阪文化祭賞奨励賞を受賞。また、第九や宗教曲のソリスト、大阪交響楽団、日本センチュリー交響楽団、ザ・カレッジ・オペラハウス管弦楽団など、管弦楽団との共演や司会者も務める。田原祥一郎、松田昌恵の各氏に師事。混声合唱団「コーラス悠遊」、音楽サロン「クラブ遊」指導者。堺シティオペラ会員、関西歌曲研究会会員、上方オペラ工房メンバー。 |
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