河内長野ラブリーホール合唱団演奏会 ロッシーニ作曲「小荘厳ミサ曲」<原語上演・字幕付> |
【指揮】 船橋洋介 【管弦楽】 関西フィルハーモニー管弦楽団 【合唱】 河内長野ラブリーホール合唱団
アルト/小川明子 テノール/松原 友 バス/萩原寛明
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●船橋洋介 Yosuke Funabashi/指揮 | |
東京音楽大学ピアノ科卒業。同大学指揮研究科修了。「プラハの春」をはじめ数々の国際コンクールで入賞。特に声楽・合唱付き作品で深い洞察力を発揮し、数多くのステージやオペラ制作に携わる。2008年にはペーテル・ブノワ《盛儀のミサ》を日本初演しペーテル・ブノワ財団より名誉称号が授与された。プラハにてモーツァルトのレクイエムを指揮し成功を収めるなど活動範囲を海外にも広げつつある。2012年にはカール・ジェンキンス《平和への道程》を全曲指揮。立案から4年をかけて実現へ導いたその情熱は、演奏においても「合唱を懸命に整え、かつ高みに導かんと奮闘する船橋のタクト。」と高く評された。都響、東京フィル、大阪フィル、大阪響等への客演を始め、ますますの活躍が期待されている。現在、宮城学院女子大学特任教授として後進の指導も行っている。 |
●関西フィルハーモニー管弦楽団/管弦楽 | |
1970年発足。2018年より公益財団法人化。関西を代表するオーケストラの一つとして文化・社会への貢献を目指して積極的に活動を続けている。世界的ヴァイオリニストでもあるA.デュメイが11年より楽団史上初の音楽監督に就任。藤岡幸夫は07年より首席指揮者に就任。飯守泰次郎は11年桂冠名誉指揮者に就任。15年5月から6月にかけて、スイス・ドイツ・イタリアの3カ国5都市を巡る楽団初のヨーロッパツアー(合計5公演)を開催、各地で大きな注目を集めた。2020年には楽団創立50周年を迎える。平成6年度大阪文化祭賞本賞、平成22年度大阪文化祭賞奨励賞を受賞。BSテレ東の音楽番組「エンター・ザ・ミュージック」に藤岡幸夫と共に出演中。 |
●竹田舞音 Maine Takeda/ソプラノ | |
東京藝術大学音楽学部声楽科卒業、宗次德二特待奨学生として同大学院修了。在学中ヘンデル〈メサイア〉やモーツァルト〈レクイエム〉でソリストに選抜される。オペラでは「フィガロの結婚」スザンナ役、宗教曲ではハイドン〈天地創造〉、フォーレ〈レクイエム〉、バッハ〈ヨハネ受難曲〉等のソリストを務める。大学卒業時に松田トシ賞、アカンサス音楽賞、同声会賞を受賞。2017年からドイツにて研鑽を積み、ドレスデン歌劇場ではChristiane Hossfeld氏のアシスタントを務める。2018年松方ホール音楽賞受賞。木川田温子、寺谷千枝子、島崎智子、Christiane Hossfeld、Caroline Steinの各氏に師事。 |
●小川明子 Akiko Ogawa/アルト | |
東京藝術大学卒業、同大学院修了。文化庁オペラ研修所第10期修了。1992年第61回日本音楽コンクール声楽部門第2位。1993年第4回奏楽堂日本歌曲コンクール第1位(山田耕筰賞)。1997年文化庁派遣芸術家在外研修員としてウィーンに留学。ヘンデル、バッハ等の宗教曲やマーラーの交響曲などに出演。近年は日本歌曲の演奏に力をそそぎ、CD「日本歌曲選」、「啄木とみすゞを歌う」、「からたちの花 山田耕筰歌曲集」、「荒城の月 国楽を離陸させた偉人たち」、「さくら横ちょう 中田喜直4つの歌曲集」、「早春賦 日本歌曲選2」、「落葉松 アルトとギターで紡ぐ日本の歌」、「お菓子と娘 橋本國彦歌曲集」をリリース。二期会会員。 |
●松原 友 Tomo Matsubara/テノール | |
東京藝術大学卒業。同大学院修了。ロームミュージックファンデーション、野村財団奨学生としてミュンヘン音楽大学大学院、ウィーン国立音楽大学卒業。第14回松方ホール音楽賞、第81回、83回日本音楽コンクール第3位・岩谷賞(聴衆賞)、第71回文化庁芸術祭新人賞受賞。これまでヨーロッパ、日本各地でのリサイタル、オラトリオ、オペラの公演をはじめ、NHKリサイタルノヴァ、ルールトリエンナーレ、ジョージア・トビリシ音楽祭、小澤征爾音楽塾、サイトウキネンフェスティバル、PMF音楽祭に出演。武蔵野音楽大学、同志社女子大学、相愛大学、大阪音楽大学、京都市立芸術大学、大阪教育大学、夕陽丘高校音楽科各非常勤講師。東京二期会会員。 |
●萩原寛明 Hiroaki Hagiwara/バス | |
京都市立芸術大学卒業、同大学院修士課程修了。ウィーン国立音楽大学卒業。これまでにオペラでは「ドン・ジョヴァンニ」のタイトルロールをはじめ、「フィガロの結婚」アルマヴィーヴァ伯爵、「椿姫」ジェルモン、「蝶々夫人」シャープレス、「カルメン」エスカミーリョ、「魔弾の射手」オットカール侯爵、「タンホイザー」ヴォルフラム、「外套」ミケーレ、「メリー・ウィドウ」ダニロ、「こうもり」ファルケ等で出演、好評を博す。また第九やミサ、レクイエム、オラトリオ等のソリストとして演奏会に多数出演、オーケストラとの共演も多い。現在、関西二期会、日本シューベルト協会、西宮音楽協会各会員。神戸女学院大学、兵庫県立西宮高校音楽科各講師。
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●河内長野ラブリーホール合唱団/合唱 | |
ラブリーホールが開館した1992(平成4)年の年末、「第九」を歌うために集まった市民によって結成されて以来、今日まで9回の「第九」の他、モーツァルトやヴェルディの「レクイエム」、ハイドン「四季」、メンデルスゾーン「エリヤ」など、混声合唱の名曲演奏会を40回にわたり重ねている。合唱団員は演奏会毎に募集されるが、一流ソリストを迎え、オーケストラ伴奏で合唱大曲を歌える当団の魅力は広く知られ、常時130名を超える愛好者が参加し、その歌唱水準も年々向上している。今やその存在は、河内長野の文化発信に欠くことのできない大きな柱となっている。 |