河内長野ラブリーホール合唱団演奏会 「小荘厳ミサ曲」〈ロッシーニ作曲(室内オーケストラ用編曲版)原語上演〉 |
【指揮】
アルト/小川明子 テノール/松原 友 バス/萩原寛明
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●中村貴志 Takashi Nakamura/指揮 | |
今までに大阪響、テレマン室内オケ、奈良フィル、京都フィル、セントラル愛知響、愛知室内オケ、中部フィル、ベートーヴェン・オーケストラ・ボン(ドイツ)、シンフォニエッタ・ベオグラード(セルビア)、バロックオーケストラ・マリア・プライン(オーストリア)をはじめとするプロ・オーケストラを指揮。また、著名指揮者の下で多数の合唱指揮を担当、その手腕は高く評価されている。2004年以降定期的にヨーロッパでも指揮・合唱指揮活動を展開。一方で作編曲家としても活躍。作曲を担当したラジオ・ミュージカルがギャラクシー賞ラジオ部門奨励賞とJFN賞企画部門大賞を受賞。近年は大阪交響楽団委嘱の楽器紹介メドレーや瑞浪市市制60周年記念ミュージカルの他、オペラやオペレッタ、カンタータ、管弦楽曲を作曲している。 |
●大阪チェンバーオーケストラ/管弦楽 |
1976年、関西室内楽協会を設立以来「アルフィーネ室内合奏団」としてスタートし、10年間の活動後、名称を「大阪チェンバーオーケストラ」に変更。島之内教会での月例チャペルコンサートは2006年11月に300回記念演奏会を迎えた。その後、天満教会に拠点を移し、現在444回を数える。2016年11月に400回記念チャペルコンサートを開催。2017年4月には「関西室内楽協会創立40周年記念演奏会」をいずみホールにて開催、好評を博す。関西室内楽協会の演奏家が、室内楽やバロックアンサンブルで切磋琢磨した経験を生かした演奏は、レベルの高さで定評がある。内外数多くの著名な演奏家と共演もしている。また、京都バッハ合唱団と共にバッハの「教会暦によるカンタータシリーズ」に取り組み、バッハアカデミー関西として2002年ライプツィヒバッハフェスティバルに招聘された折の演奏は高く評価された。1989年、大阪市「咲くやこの花賞」受賞。 |
●竹田舞音 Maine Takeda/ソプラノ | |
東京藝術大学音楽学部声楽科、宗次德二特待奨学生として同大学院修了。在学中藝大「メサイア」やモーツァルト「レクイエム」でソリストに選抜される。オペラでは「フィガロの結婚」スザンナ役、宗教曲ではハイドン〈天地創造〉、フォーレ〈レクイエム〉、バッハ〈ヨハネ受難曲〉等のソリストを務める。大学卒業時に松田トシ賞、アカンサス音楽賞、同声会賞を受賞。2017年からドイツにて研鑽を積み、ドレスデン歌劇場ではChristiane Hossfeld氏のアシスタントを務める。2018年松方ホール音楽賞受賞。木川田温子、寺谷千枝子、島崎智子、Christiane Hossfeld 、Caroline Stein、Hanno Müller-Brachmannの各氏に師事。現在、ドイツのカールスルーエ音楽大学修士課程在籍中。 |
●小川明子 Akiko Ogawa/アルト | |
東京藝術大学卒業、同大学院修了。文化庁オペラ研修所第10期修了。1992年第61回日本音楽コンクール声楽部門第2位。1993年第4回奏楽堂日本歌曲コンクール第1位(山田耕筰賞)。1997年文化庁派遣芸術家在外研修員としてウィーンに留学。ヘンデル、バッハ等の宗教曲やマーラーの交響曲などに出演。近年は日本歌曲の演奏に力をそそぎ、CD「日本歌曲選」、「啄木とみすゞを歌う」、「からたちの花 山田耕筰歌曲集」、「荒城の月 国楽を離陸させた偉人たち」、「さくら横ちょう 中田喜直4つの歌曲集」、「早春賦 日本歌曲選2」、「落葉松 アルトとギターで紡ぐ日本の歌」、「お菓子と娘 橋本國彦歌曲集」をリリース。二期会会員。 |
●松原 友 Tomo Matsubara/テノール | |
東京藝術大学卒業。同大学院修了。ロームミュージックファンデーション及び野村財団奨学生としてミュンヘン音楽大学大学院、ウィーン国立音楽大学リート・オラトリオ科卒業。第14回松方ホール音楽賞、第81回、83回日本音楽コンクール第3位・岩谷賞(聴衆賞)、第71回文化庁芸術祭新人賞受賞。これまで日本、ヨーロッパにおいてリサイタル、オペラ、オラトリオの公演はじめNHKリサイタルノヴァ、らららクラシック、ルールトリエンナーレ、トビリシ国際音楽祭、サイトウキネンフェスティバル等に出演。東京藝術大学、武蔵野音楽大学、同志社女子大学、相愛大学、大阪音楽大学、大阪教育大学、夕陽丘高校音楽科各非常勤講師。東京二期会会員。一万人の第九、桃山ムーンコール、大阪シンフォニッククワイヤ合唱指導者。2019年12月ALM RecordsよりCD「シューベルト歌曲集」発売。 |
●萩原寛明 Hiroaki Hagiwara/バス | |
京都市立芸術大学卒業、同大学院修士課程修了。ウィーン国立音楽大学卒業。これまでにオペラでは「ドン・ジョヴァンニ」のタイトルロールをはじめ、「フィガロの結婚」アルマヴィーヴァ伯爵、「椿姫」ジェルモン、「蝶々夫人」シャープレス、「カルメン」エスカミーリョ、「魔弾の射手」オットカール侯爵、「タンホイザー」ヴォルフラム、「外套」ミケーレ、「メリー・ウィドウ」ダニロ、「こうもり」ファルケ等で出演、好評を博す。また第九やミサ、レクイエム、オラトリオ等のソリストとして演奏会に多数出演、オーケストラとの共演も多い。現在、関西二期会、日本シューベルト協会、西宮音楽協会各会員。神戸女学院大学、京都教育大学各講師。
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●河内長野ラブリーホール合唱団/合唱 | |
ラブリーホールが開館した1992(平成4)年の年末、「第九」を歌うために集まった市民によって結成されて以来、今日まで9回の「第九」の他、モーツァルトやヴェルディの「レクイエム」、ハイドン「四季」、メンデルスゾーン「エリヤ」など、混声合唱の名曲演奏会を40回にわたり重ねている。合唱団員は演奏会毎に募集されるが、一流ソリストを迎え、オーケストラ伴奏で合唱大曲を歌える当団の魅力は広く知られ、常時130名を超える愛好者が参加し、その歌唱水準も年々向上している。今やその存在は、河内長野の文化発信に欠くことのできない大きな柱となっている。 |