●牧村邦彦(司会・解説) |
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大阪芸術大学演奏学科卒業後、ウィーン国立音楽大学指揮科にてO・スイトナー氏のもとで学ぶ。大阪シンフォニカー交響楽団(現大阪交響楽団)指揮者として’91年から’04年まで13年間にわたり活躍し、数百回の演奏会に出演。中でも協奏曲等のいわゆる《合わせもの》のスペシャリストとして活躍する他、自身の企画によるオペラ・コンチェルタンテシリーズを長年継続し好評を得た。他に京都市交響楽団、関西フィルハーモニー管弦楽団、京都フィルハーモニー室内合奏団とも長く共演する。海外でもグルジア国立アジャーラ交響楽団、ウィーン楽友協会ホールでアンバサーデ・オーケストラ・ウイーンを指揮。吹奏楽の分野でも大阪市音楽団に現在まで10年以上にわたり定期的に出演している。オペラの指揮を活動の中心とし、70本に近づくレパートリーを持つ。北海道、名古屋、関西、中国、四国の二期会を始めとする全国各地のオペラ団体、米国ソルグ、ホワイトウォーター各オペラカンパニーへの客演指揮、新国立劇場での副指揮等、国内外で活躍。オペラを通して、札幌響、九州響、セントラル愛知響、神奈川フィル、大阪センチュリー響、オペラハウス管と度々共演。指揮をした下記公演が2000年度大阪文化祭賞本賞(大阪シンフォニカー第71回定期演奏会)、第1回回佐川吉男音楽奨励賞(新潟センチュリーオペラ「てかがみ」公演)、第7回佐川吉男音楽賞奨励賞(みつなかオペラ「椿姫」公演)、第8回佐川吉男音楽賞本賞(ニュー・オペラシアター神戸「蝶々夫人」公演)、第18回兵庫県芸術奨励賞(みつなかオペラ)、第31回音楽クリティッククラブ 奨励賞(みつなかオペラ「アイーダ」公演)を受賞。自身も長年の尼崎アルカイックホールでのオペラ活動を認められ、平成22年度 尼崎市民芸術賞奨励賞を受賞している。指揮活動のみならず、演奏会企画・公演プロデュース・公演制作アドバイス・演奏会ナビゲーター・などでも活躍している。ザ・カレッジオペラハウス管弦楽団正指揮者、関西歌劇団専任指揮者、大阪音楽大学大学院非常勤講師、みつなかオペラ音楽監督、合同会社 COPAエンタープライズ代表。
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●平野雅世(ヴィオレッタ/ソプラノ) |
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大阪音楽大学音楽学部声楽科卒業。イギリスへ留学。関西二期会45周年記念「ラ・ボエーム」のミミで本格的オペラデビュー後、「アイーダ」、「蝶々夫人」の各タイトルロールで出演。その他「ドン・ジョヴァン二」ドンナ・エルヴィラ、「魔笛」ダーメⅠ、パパゲーナ、「ザネット」シルヴィア、「カルメン」フラスキータ、「ルクリーシア」ルシア、「サンドリヨン」ノエミ等に出演。留学中アバディーン・インターナショナル・ガラ・コンサート『薔薇の騎士』ゾフィーで出演。またベートヴェン「第9」「合唱幻想曲」等のソリストとしても活躍。平成18年度日演連大阪オーディションに合格し「ランメルモールのルチア」“狂乱の場”を大阪フィルハーモニー交響楽団と共演。各種コンクール入賞、受賞多数。2011年5月関西二期会「つばめ」マグダ、10月「フィガロの結婚」伯爵夫人で出演予定。 |
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