

2009年6月
第11回河内長野マイタウンオペラ カルメン

2007年9月
第10回河内長野マイタウンオペラ メリー・ウィドゥ

2006年5月
第9回河内長野マイタウンオペラ フィガロの結婚
オペラは、歌唱・オーケストラ・舞台芸術・衣裳・照明・音響のすべてが求められる総合芸術です。また、鑑賞型事業(良質の公演を提供する)・市民参加型事業(アマチュア合唱団の参加)・文化普及型事業(新しいお客様の創造)・芸術家育成事業(地域の若手ソリストの起用)これら全ての要素を兼ね備えています。
これまでに11回の開催を数える「マイタウンオペラ」。毎回1,800人前後の来場者が有り、それぞれのお客様から高い評価を得ています(公演時配布のアンケート結果より)。
また、オーディションから稽古、本番に至るまで、オペラ制作の全てをラブリーホール主導で行っています。特に、全ての練習過程をラブリーホールで行なうことにより、財団とプロと市民の三者の間に密度の濃いコミュニケーションが生まれます。
このような過程を繰り返し行なうことでラブリーホールを中心としたコミュニティが形成されていきます。勿論、中心となるソリストにはプロフェッショナルな声楽家を起用していますが、合唱団には地域のアマチュアを起用し、お互いに刺激を受けながら河内長野ならではのオペラ制作を行っています。
さらに、マイタウンオペラ事業を推進すると同時に次代を担う芸術家の育成を目的に、「ソリストのためのオペラスクール」や若い声楽家に演奏の機会を提供する「ロビーコンサート」を実施するなど、地域の文化価値の向上と裾野を拡げるために、マイタウンオペラを最大限活用しています。オペラを通じての地域文化の活性化は、非常に高度な舞台制作能力が求められます。現に、オペラを一から制作しているホールは全国的にも珍しく、大阪府ではラブリーホールが唯一です。このことは、河内長野市の文化水準の高さを証明すると共に“都市格”を押し上げることにつながると確信します。
この様に、オペラ制作において、長年のノウハウを蓄積している河内長野市文化振興財団は、他市にはない特徴ある文化振興の形を具体化する力を有していると言えます。



かわちながの世界民族音楽祭2009より
平成6年の第1回から既に15年連続の開催となる「かわちながの世界民族音楽祭」の特徴は、“民族音楽(ワールド・ミュージック)”を主題としていることです。
まだまだ一般的には馴染みのない音楽ジャンルでありますが、故に、非常に独自性の高いイベントとなっています。その結果、「かわちながの世界民族音楽祭」は、全国から愛好者が観に来られるようになり、「かわちながの世界民族音楽祭」というフェスティバルが、ひとつのブランドとして定着してきています。
しかし、一方では、“知る人ぞ知る”公演ではありますが、地域に広く認知されているとは言いがたく、今後の継続を判断するための大きな岐路に差し掛かっているのも事実です。そこで、平成21年度からは、これまでのノウハウを基に、より親しみやすいイベントとするために、企画運営委員会を組織し、市民が積極的に関わって頂ける場を創出しています。
このように、市民が参画するイベントとして成長を遂げた「かわちながの世界民族音楽祭」は、まだまだ多くの可能性を秘めており、河内長野市の文化を振興するために、大きな役割を果たすと確信しています。市民に参画を促すには、単に場を設定するだけでは成立しません。場を創る為の下準備が必要であり、市民との日頃のコミュニケーションが重要です。
河内長野市文化振興財団は、あらゆる財団の活動を通じて市民との信頼を築いてきました。その結果が、「かわちながの世界民族音楽祭」の企画・運営委員会の運営に繋がっており、これも財団の成果の一つと考えます。