今シーズンは、冬らしくなったと思ったら、また温かくなったりで…体調管理には気を付けてくださいね
さて本日ご紹介するのは【アウトリーチ】です
皆さんはアウトリーチという言葉をご存知ですか?
ラブリーホールでは普段芸術に触れる機会の少ない方々にも芸術を楽しんでいただきたく、学校や福祉施設へお邪魔し公演をする取り組みを行なっています
もしかしたら、皆さんもどこかで【アウトリーチ】を体験していただいているかもしれませんね。
今年度は市内8校の小中学校,市内10件の福祉施設へ伺う予定です。
そのうちいくつかの公演の模様をご紹介しますね
まずは今年度初めての取り組みとなる『大阪教育大学の学生による小編成のオーケストラ』について
実は1年前に大阪教育大学より、「地域の子どもたちの役にたちたい!」「音楽を通してなにかできる事はないか?」という思いをきき、今回のアウトリーチでの連携を企画することとなったのです!
オーケストラがまるごとやってくる、という超豪華なアウトリーチ。
しかし、演奏を聴くだけではクラシックはやはり退屈で、敷居が高いといったイメージですよね・・
そこで今回は、コンサートを聴く前に事前学習も実施
大阪教育大学教授の中務晴之先生と、同大学オーケストラ指揮者のヤニック・パジェ先生、現役大学生たちをお招きし、 コンサートで演奏される曲についてや、指揮者の役割、楽器の種類などを学習してもらいましたφ(`д´)メモメモ…
予備知識を頭に入れてからコンサートを聴いていただけたので、通常以上に感動や、広い視点で鑑賞していただけたと思います!
そして少しですが、実際に楽器体験のコーナーも行いました
そしてそして、合唱部とオーケストラのコラボ演奏、最後には全員での合唱と盛りだくさんの公演となりました
この公演を体験して「吹奏楽部に入りたい!」と思ってくれた生徒さんもいたようです。このアウトリーチ公演をきっかけに将来の音楽家が生まれるかもしれませんね!!
とある中学校では昨年に引き続き『声楽アンサンブル』を開催しました
10月に開催される合唱コンクールに向け、プロの声楽家の歌声を聴いたり…
指導してもらったり…
生徒の皆さんの刺激になっているようで、公演を企画している私たちとしてはとっても嬉しく思います
続いては福祉施設へのアウトリーチ。今年度初めて『フルートアンサンブル』を企画しました
プログラムの中には、童謡や川の流れのようにといった歌謡曲もあり、皆さん口ずさまれていたのが印象的でしたフルートの音色で歌謡曲を聴いたのは初めてで新鮮でした
このように、聴く人の年代や状況に合わせてプログラムを組み立てられることが、ラブリーホールが提供するアウトリーチの魅力のひとつです
これから伺う学校,福祉施設の皆さま、公演を楽しみにしていてくださいね