去る8月12日は、奥河内音絵巻公演関連ワークショップ「光の切り絵を作ろう!」の開催日でした。
私共スタッフは、当日の朝、「光の切り絵ワークショップ講師補佐短時間養成講座」を受講することになりました。
講師はもちろん、光の切り絵作家の酒井敦美さんです。
・下絵の描き方
・切り抜き方
・色の付け方
大まかに分けると短時間養成講座の内容はこのような感じでした。
「ではさっそく、みなさんも作ってみましょう!」
という酒井さんの掛け声にびっくりしたスタッフ4名ですが、エンピツを握りしめ、原画を描くことになりました。
テーマは「空・宇宙」ということでしたが、まさか自分たちも作ってみるとは思ってもみなかったので、
4人ともなかなかアイデアが浮かびません。
「必ずしも、空にあるものでなくていいです」
という、酒井さんのお言葉に救われました。
小学校の図工の授業のようで、いつのまにか童心に返っておりました。
「星や鳥を飛ばすと空っぽくなります」というアドバイスに従って、おのおの飛んでいる鳥を描き込み、星を散らばせます。
そして、細いカッターナイフで原画に切り込みを入れます。
お手本の酒井さんの作品を拝見させていただくと、細かいところまでキレイ!
私たちも直々に手ほどきを受けながら切り込みを入れました。
そして色付けですが、、、先ほど作った切り絵を透明な「カードケース」に入れてから、油性マジックで色を付けます。
マジックは基本的に原色なので、微妙な色は複数色を塗って乾かないうちに指で叩くようにしてなじませるようにグラデ―ションにしていきます。
そうして出来上がったのが、、、
このような原画です。
左上のクジラさんは、酒井さんのものです!!うっとり☆
あと3枚は私たち作。。。がんばりました!
お日様の笑顔やスイカの種は、色を付けた裏側から黒いマジックで描きました。
・・・そのような感じでバタバタとラブリーホールスタッフ4名はニワカ講師補佐となり、ワークショップが始まりました。
お申込みいただいたのは、奥河内在住の方々の他、東海地方からお越しのご家族もおられました。遠方からありがとうございました。
特に大人の方々はすでにイメージを持ってお越しいただいていたご様子で、
開始とほぼ同時に熱心にエンピツを走らせて原画を描いていかれていました。
お子様たちは、酒井さんが向き合ってくださって、想像力を広げてのびのびと絵を描き始めました。
カッターナイフでの切り込み、色付けと、順調に進み、
最後は作品投影です。
使うのは、オトナたちには懐かしい「OHP」オーバーヘッドプロジェクター!
OHPはもう製造されていないそうです。
全員の作品が、暗い小ホールの壁面に4枚ずつ映しだされました。
皆さんの力作に、画像が変わるごとに会場は歓声で溢れました。
gif画像をつくってみましたので、ご覧ください。
左はすっかりおなじみのサキタハヂメさん。
そして右が酒井敦美さん。ワークショップの講師、ありがとうございました。
9月9日の奥河内音絵巻2018では、酒井敦美さんの光の切り絵が溢れる中、
サキタハヂメ氏の楽曲のスペシャルバンドによる演奏、そしてサーカスをお楽しみいただけます。
皆様、是非お越しください。