春の嵐が日本列島を駆けぬけていた頃、
われらミュージカルスクールの子どもたちは元気いっぱいに稽古をしていました。
本日の稽古メニューは・・・、
前回に引き続きキャスティングのためのワークショップ。汗・・焦・・。
みんな30分前には集まって、自主的にアップなどをこなしています。
おなかを使って、発声練習!
この 「自主的に」 と言うところが、みんなの意気込みを感じるのです。
ちいさな子から大きな子まで、みんなで一つのものを創り上げていくプロセスは
このときから、もう始まっているのです。
次は、輪になって、息をピッタリ合わせる練習!
ゲームまじりにやるから、みんな楽しそうですね。
今日のメインは、課題曲での歌のオーディション。
みんな、この2週間みっちり歌いこんできています!
それでも、やっぱり緊張しちゃうよね。
最後に、 台本の中から一言セリフをぬきだし、お芝居をしてもらいます。
このたった 「ひとこと」 で、様々なことを表現しないといけないのだから
本当に難しいですね。
みんな、納得のいく表現ができたかなぁ?
稽古終了後、演出家の大塚氏と制作チーム一同、
小部屋にこもり仮キャスティングを行いました。
みんなのパーソナルデータとにらめっこ。
本っっっ当に、悩みます。
こうして、みんなにとってドキドキのキャスティングは
われわれ、スタッフにとってもドキドキなのです。
すべての 「役」 たちには、それぞれ魂があって
それに命を吹き込むのは、パートナーになる子どもたちなのです。
だから 「役」たちだって、ドキドキなのです。
どんな役になったって、その役を愛してあげてほしいなぁーって
思うのです。