去る9月18日(日)、河内長野市文化振興財団が主催する「かわちながの世界民族音楽祭2011」が、ラブリーホール全館を会場に盛大に開催されました。各会場は世界民族音楽祭の名にふさわしい多彩な音楽に溢れ、音楽以外にも世界の食べ物や雑貨の店舗などが多数出店し、お祭り色に溢れた1日となり3,000名を越す来場者で会場は終日賑わいました。
この音楽祭は「世界各国の文化の多様性を音楽を通じて体験していただく」ことを大きなテーマに平成6年から実施しており、今年で18回目の開催となります。募集により集まった市民らで組織された「かわちながの世界民族音楽祭 企画・運営委員会」が中心になって、今年の2月より公演まで幾度も会議を重ねて本番をむかえました。今年のテーマは「フランス」!フランスからの来日アーティスト「ル・バルーシュ」のメインステージ(大ホール)をはじめ、バラエティにとんだ様々なアーティストがカフェステージ(小ホール)に大集合!その他にも、フランスの蚤の市をイメージしたマーケットや、世界の様々な食べ物、世界の多様な文化に触れるワークショップなどを開催!当日はラブリーホールにいながら、世界旅行気分をお楽しみいただきました!
それでは各会場の様子を順番にお楽しみください。
[シャンゼリゼ通り(ラブリーホール前)]
世界各国の料理から河内長野の名産など一味違ったお店が並びました。
毎年一番人気、トルコの「ケバブ」「トルコアイス」をはじめ、「ちぢみ」や「タコス」など世界各国の様々な美食を皆さん楽しんでいました。
[マルシェエリア(市民プラザ)]
ボランティアの皆さんで作り上げたSemin cafe(世民カフェ)では、フランスで人気のある2つの味のクレープやドリンクを販売し大好評でした!
その他にもフランスワイン講座やフランス観光名所などのパンフレットを多数用意!
フランスの下町をイメージした会場に、所狭しとおしゃれなハンドメイド雑貨やアンティーク商品などこだわりのお店が20店舗並び、終日多くの来場者で賑わいました。
フランスのフォークダンスを気軽に楽しめるワークショップ。ワークショップの最後には、なんとスペシャルゲストのかとうかなこさんと大森ヒデノリさんたちの生演奏でダンスを踊っていただきました。
シャンソン、ゴスペル、カホンワークショップ参加者の発表の他、公募により集まった団体が日頃の成果を披露。フラメンコ、阿波踊りなど様々なステージをお楽しみいただきました。
カフェステージでは、リュクサンブール公園(アコーディオン楽団)、大森ヒデノリ(フィドル)[ゲスト:伝統音楽ワークショップメンバー]、かとうかなこ(アコーディオン)with青木研(バンジョー)[ゲスト:ミニアコーディオンワークショップメンバー&伝統音楽ワークショップメンバー&のこぎり音楽教室メンバー]、サキタハヂメ(のこぎり演奏)[ゲスト:のこぎり音楽教室メンバー]、美穂蘭(フレンチナイトバル)、5組のアーティスト達が舞台上で各々のステージを披露、会場は多いに盛り上がりました。
[大森ヒデノリ ステージ]
[かとうかなこ ステージ]
[サキタハヂメ ステージ]
[メインステージ(大ホール)]
フランスからやってきた「ル・バルーシュ」のステージでは、フランス黄金時代(1930-1950年)の音楽(ミュゼット・シャンソン・ワルツなど)の魅力を存分に味わっていただきました。フィナーレでは、カフェステージ(小ホール)出演メンバーも加わり総勢45名の大セッションとなり、会場は多いに盛り上がりました。
如何でしたでしょうか?フランス旅行気分を少しでも味わっていただけましたでしょうか?
今年参加されなかった方、来年は是非ラブリーホールで世界各国の文化の多様性を体験してみてください。
最後になりますが、企画・運営委員会のメンバーをはじめ、当日お手伝いいただきました当日ボランティアの皆さん本当に有難うございました。
[かわちながの世界民族音楽祭 企画・運営委員会]
宝楽 陸寛、川口 純子、村上 靖毅、峠 春海、大北 宗寿、吉年 海、遠藤 晃、深江 圭太、小林 哲士、丸谷 幸穂、川合 嘉明、本間 隆、山上 すみ子、刀根 雅子、柴 理梨亜、丸井 和子、坂本 明子、向井 順子、小池 智与、金子 栄二、栗生 知壽子、刀根 亜由美、林 香代子
毎年様々なアーティストが登場する「かわちながの世界民族音楽祭」。
来年はどんなアーティストや新たな企画が登場するのか、「かわちながの世界民族音楽祭2012」に是非ご期待ください。