暑い暑い夏真っ盛り!
去る7月28日、ラブリーホールはさらに暑い一日を迎えました。
その日は、、マイタウンオペラ「カヴァレリアルスティカーナ」&「ジャンニ・スキッキ」のオペラ公演でした。
チケットは昨年「トゥーランドット」公演に引き続き、完売となりました。
多数のお客様にお越しいただき、誠にありがとうございました。
ここで、ゲネプロで撮影した画像で、ブログをご覧になっておられる皆様に、
今年の「河内長野マイタウンオペラ」の世界へお連れしたいと思います。
まずは「カヴァレリアルスティカーナ」
この画像は、トゥリッドゥが、徴兵前の恋人で今は人妻となってしまったローラと、
その後の恋人のサントゥッツァとの三角関係で板ばさみになっているシーンです。
右から「サントゥッツァ」田中友輝子さん、「トゥリッドゥ」松本薫平さん、「ローラ」高谷みのりさん。
田中さんと松本さんは、これまでにもマイタウンオペラに出演いただいています。
高谷さんは今回が初出演でした。
マイタウンオペラ合唱団の皆さんも、今年も大健闘されました!
総勢77名の皆さんです。高校生から・・・最高齢78歳の方もいらっしゃいました。
本番では特別な衣裳はありませんでしたが、白塗りメイクで名シーンを演じました。
昨年に引き続き、マイタウンオペラが「コンチェルタンテ」という演奏会形式を進化させたスタイルを
絶妙に活かした「カヴァレリア」の演出で、合唱のみなさんが登場したシーンでは、合唱の皆さんが主役として輝きました。
まさに「マイタウンオペラ」を象徴していました。
ところで、舞台中央の、天井から斜めにぶら下がっている「綱」は、一体何なのだろう?とお思いの方もおられたと思います。
この抽象的な演出は、「天と地を繋ぐもの」をイメージしている、とのことです。
第2部「ジャンニ・スキッキ」
関西内外で大活躍の精鋭メンバーによる、プッチーニ・オペラをお楽しみいただけたと思います。
「一族で一番のお金持ちで『フィレンツェの大富豪』と呼ばれたブオーゾおじさん」のご遺体です。
このオペラはこのブオーゾおじさんがお亡くなりになったところから始まります。
・・・非常にリアルなフォルムに仕上がっていましたね。
そして、「ラウレッタ」稲森慈恵さん。有名なアリア「私のお父さん」はホール中に響き渡りました。
クローゼットから様子を伺っているのは、「元フィレンツェ市長 シモーネ」片桐直樹さん。
うずくまっているのが「ラウレッタの恋人 リヌッチョ」清原邦仁さん。
皆さん、歌唱と共に名演をご披露くださいました。
オペラファンはもう知りすぎてしまっている結末なのに、
クライマックスでは会場に笑いがあふれました☆
出演者の歌唱と演出で、何度も楽しめる、素晴らしい作品なのですね。
来年は、ヴェルディ「アイーダ」に決定しました。
既に、ソリストオーディションに向けて、募集を開始しています。
それと。。。
ラブリーホールHPに、この度これまでのマイタウンオペラの公演リストをアップしました。
ご覧いただければ幸いです。