みなさま、先日の台風は大丈夫でしたでしょうか?
お怪我などされませんでしたでしょうか?
我が家は、な・なんと台所の天井が落ちました・・・。
ショック。
雨漏りが原因なんですねぇ。怖いですねぇ。
さてさて、そんなことよりも・・・(笑)
われらミュージカルスクールの子どもたちは
台風なんかに負けないくらい、毎日元気いっぱいです!
8月10日、11日とミュージカルの本番を無事に終え、
長い夏休みを子どもたちは、どうすごしたのでしょうね。
では、本番の様子を少しご覧いただきたいと思います。
まずオープニングを飾るのは、このナンバー 「♪月世界旅行」。
きらびやかな衣裳と、かっこいいダンス、そして元気いっぱいの歌声で
幕は上がります。
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![day1_0325.jpg](https://lovelyhall.com/blog/assets_c/2013/09/day1_0325-thumb-360x269-2747.jpg)
この物語のあらすじなるものを簡単にお話しいたしますと・・・
(少し長くなりますが・・・、どうぞ最後まで、おつきあいくださいませ)
まず1人目の主人公は、ムーンライト歌劇団に所属している女の子。
彼女は舞台が大好きで、主役を目指し一生懸命に頑張っています。
もう1人は、その明日香の親友、夏子。
探偵小説と冒険が大好きで、好奇心旺盛な活発な女の子。
心から明日香のことを応援しています。
そんなふたりは3年前に出会い、固い友情で結ばれているのです。
左:明日香 右:夏子 (11日キャスト)
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ムーンライト歌劇団には、明日香のライバルがいます。
それは、いつも主役をもっていっちゃう子、沓子(とうこ)さんです。
彼女のダンスはピカイチで、明日香は沓子を越えることがなかなかできません。
最初は、いわゆる 「沓子派」 VS 「明日香派」などと、いがみ合ったりもしますが
やはり、舞台にかける思いや情熱は同じで、次第に気持ちがつながっていくのです。
かっこいいダンスを披露する沓子さん(11日キャスト)
![day2_2661.jpg](https://lovelyhall.com/blog/assets_c/2013/09/day2_2661-thumb-360x269-2753.jpg)
事件の発端は、ムーライト歌劇場に幽霊が現れた・・・と大騒ぎになり
夏子は、明日香のために幽霊の謎を解くことを決意!
幼馴染の崇史(たかし)と、妹の冬実、春男お兄ちゃん、
そしてお手伝いのサキさんと共に事件の調査に乗り出します。
写真 左から
冬実、春男、崇史、サキさん、明日香、夏子
こちらは、10日(土) チームAyのキャストです。
![day1_0364.jpg](https://lovelyhall.com/blog/assets_c/2013/09/day1_0364-thumb-360x270-2756.jpg)
そして、11日(日) チームLunaのキャスト。
左から
崇史、冬実、夏子、サキさん、春男。
こうして見てみると、キャストが違うと全然雰囲気が変わりますね。
だって、崇史くんはスマートだし(ゴメンね)、春男さんはキンパツ(笑)。
で、なんと言っても、サキさんがこちらは男の子。
しかもエンビ服を着て、かわいすぎる!! これは執事ですね。
![day2_2524.jpg](https://lovelyhall.com/blog/assets_c/2013/09/day2_2524-thumb-360x269-2759.jpg)
事件の調査を進めるうちに、夏子たちは、な・なんと
月の世界へ迷い込んでしまうのです。
月の世界の住人 「人形たち」
![day1_0440.jpg](https://lovelyhall.com/blog/assets_c/2013/09/day1_0440-thumb-360x270-2762.jpg)
そして、月の世界の管理者 「月の子」という不思議な少年に出会い
「月の女神」(←物語のキーワードとなります)を探し出してほしいと依頼されます。
月の子は、みんなには3人に見えるけど、本当は1人らしい。
不思議。
![day1_0443.jpg](https://lovelyhall.com/blog/assets_c/2013/09/day1_0443-thumb-360x269-2765.jpg)
「月の世界」とは、この世で命を亡くしたものが行く世界。
「月の女神」とは、時を司る石。
これを使うと時間を歪ませることができるのです。
そして月の世界の住人がひとり、この石を使って月の世界を抜け出し、
われわれの世界へやってきているというのです。
そうです、このときに、いわゆる 「幽霊」 となって出現するんですね。
同じく、「月の女神」を探すように命令され、右往左往している
月のうさぎたち。※簡単に言うと、月の子さまの家来のようなもの。
真ん中がおやぴん。両サイドが子うさぎ。
わちゃわちゃしていて、いつも元気!
テーマソングも軽快です!
![day2_2557.jpg](https://lovelyhall.com/blog/assets_c/2013/09/day2_2557-thumb-360x269-2768.jpg)
ところが、月の女神を使った時に生じた、時のゆがみから
闇の生き物がうまれてしまいました。
それが 「黒椿」。
簡単に言うと、悪者です。(ゴメンね、黒椿役の人たち)
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この 「黒椿」とは、みんなの心の闇、すなわち誰でも持っている
心の嫌な部分、悪い部分(妬みとか、恨みとか、いけずとか)が
具現化したものなんですね。
そして、月の世界を荒らし、全てを食べつくしてしまった
闇の生き物 「夢喰いたち」。
一見、怖そうな響きですが、実物はとってもかわいいのですよ。
曲も本当にチャーミングで、とても闇の生き物とは思えないくらい!
![day1_0700.jpg](https://lovelyhall.com/blog/assets_c/2013/09/day1_0700-thumb-360x269-2774.jpg)
なんじゃかんじゃと(←便利なショートカット方)ありまして・・・
実は・・・
月の女神を使い、この世に舞い戻ってきたのは、主人公の明日香だったのです。
ガーーーーーーン!!
まぢかっっーーーーーーっ!!
20年前に伝説の女優と言われていた遠野早矢(とおのはや)。
彼女は、上演中、不慮の事故で命を失いました。
遠野早矢には、同じく女優の姉がいました。
が、トップの座はお姉ちゃんのもので、早矢はいつも二番手だったのです。
一度でいいから、主役がやりたい!!!
そんな舞台への熱い想いから、絶対に使ってはいけないと言われている
「月の女神」を使い、自分自身の記憶も消して現世に舞い戻った・・・。
それが、明日香だったのです。
その後、「黒椿」たちとの壮絶?な戦いがありましたが、
みんなの祈りで、黒椿たちを闇の世界へと追い返すことに成功しました。
祈る劇団員たち
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しかし・・・
明日香には、月の子さまからの厳しい罰が待っていたのです。
禁じられていた「月の女神」を使ったせいで、黒椿が生まれ
この世界も、そして月の世界をも破滅させるところだったからです。
明日香は、自分の罪を真摯に受け止め、罰を受けることを覚悟しました。
その 「罰」 とは・・・
存在消滅の刑。
なんと、明日香は誰の記憶からも消滅してしまうのです。
みんなとの出会いも、友情も何もかもすべてが白紙になるのです。
もちろん、仲間のみんなは反論しましたが、判決は覆ることはありませんでした。
そこで、ひとつだけお願いをするのです。
明日香を最後に、主役として舞台に立たせてあげたい・・・。
みんなの強い想いに、月の子は願いを叶えることを約束しました。
最後の舞台、それは 「ムーンプリンセス 新竹取物語」。
劇中劇の最後のシーン、明日香は迎えの使者と共に月へと還ってゆきます。
「♪ムーンプリンセス」を歌い上げる明日香 (11日キャスト)
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さようなら。そしてありがとう。
私はあなた達のことを決して忘れません。
私はとても、とても幸せでした。
と、いう言葉を残し、明日香は光の中に消えてゆくのでした・・・。
「♪ムーンプリンセス」での明日香たち (10日キャスト)
![day1_0863.jpg](https://lovelyhall.com/blog/assets_c/2013/09/day1_0863-thumb-360x269-2783.jpg)
と、まぁだいたいのあらすじは、こんな感じです。
本当は、もっともっと書きたいのですが・・・
またの機会に。
写真も、もっともっとご覧頂きたいのですが・・・
またの機会に。
(写真展でもやりたいくらいです。ほんとに。)
舞台が大好きで、舞台に情熱をかける明日香たちや劇団員、
仲間を必死に救おうと奮闘する夏子たち。
子どもたちは、そんな物語を自分自身にも重ね合わせ、
等身大の舞台を創っていたように思います。
そして、私たちは、この夏を絶対に忘れることはないでしょう。
この夏の仲間たちのことも絶対に忘れることはないでしょう。
この夏に得た宝物を、子どもたちは永遠に心の財産としてくれることでしょう。
そう強く願っています。。。
そして、これが終わりではないのです。
幕が降りれば、また新しいスタートが始まります!
新しい仲間とともにね。
だから、われわれの挑戦はまだまだ続くのですよ!
みなさま、どうぞ暖かい応援をこれからもどうぞよろしくお願いいたします。
長編にわたり、お付き合いくださいまして、ありがとうございました!