5月2日よりマイタウンオペラ「椿姫」の立ち稽古が開始しましたので、早速覗いてきました。
おぉぉ、、、始まっていますねえ。2月からの約3ヶ月間は、ソリスト・合唱に分かれて別のスペースで歌の練習をしていましたが、本番と同じ舞台での立ち稽古になると、歌いながらの動きも加わって、緊迫した空気が張り詰めているようです。この撮影時には、皆さんは立ち位置を覚えておられました。
もっと臨場感を味わいたいので、思い切ってそばに行ってみます!
2枚目の写真一番右におられるのが演出の中村敬一先生。そして中央右が、18日公演ヴィオレッタ平野雅世さんとアルフレード二塚直紀さん、そしてその左側のカップルは、フローラ向井ひか梨さんと、ドビニー侯爵井元孝弥さんです。
練習しているのは、第1幕最初の、ヴィオレッタ邸での夜会のシーン。中村先生は舞台の設定を詳しく分かりやすく説明してくださり、ソリスト・合唱団とも、いかに物語のイメージに沿った動きをすればいいか、耳を傾けていました。19世紀半ばのパリ、裏社交界では男と女がどんなふうに楽しんでいたのか、男はどんな風に下心を見え隠れさせながら夜会に臨んでいたのか、女はそれに対してどのように振舞っていたのか―、などなど。
その時代の人々になりきろうとしている出演者は、中村先生の言葉から想像をめぐらし、おのおのご自身の役柄にふさわしく演じはじめておられました。
いよいよ、ピアノ伴奏に合わせて歌&演技の練習開始です。中村先生の指示で、夜会独特のにぎやかな雰囲気を演出するべく、歌の練習にはなかった、まるでそれまでの空気を破るような「歓声」が沸きあがりました。「歓声」を聞いたとたん、舞台がぱっと華やいだ夜会会場に早変わり!(した気分に私はなりました。)
ソリストの周りにおられるのは、マイタウンオペラ合唱団の皆さんです。
ラブリーホールでは、マイタウンオペラ公演の度ごとにオーディションを実施、中にはすっかり顔なじみの常連さんになっておられる方も。会社員、教員、ピアノ講師、主婦・・・など、いろんなご職業の方がお集まりですが、皆さん歌うことが大好きというところが共通しています。今回は53名中、河内長野市民の方々が14名おられます。
また、大学で声楽を専攻している学生さんなど、未来のソリストを目指して、合唱に参加して勉強されておられる方もおられます。
出演者の皆さん、がんばってくださいね☆