6/18、19と2日間に渡って開催いたしました、マイタウンオペラ「椿姫」。
両日とも、たくさんのお客様にお越し頂いて、盛会の内に幕を降ろしました。
ご来場いただいた皆様、本当にありがとうございました。
さて、今回はそんな「椿姫」の舞台裏を、ほんの僅かですが、ご紹介したいと思います。
普段は皆様の目に触れる事のない部分ですので、少しでも詳しくお伝え出来るように頑張ります!
まずはこちら!
公演がつつがなく運びますように、との願いをこめた仮設の神棚です。
本番前に、手を合わせている方もいらっしゃいました。
舞台に関わる人達にとっては、とても大事なものです。
そしてその左隣にあるポットや、お菓子などですが・・・
一望するとこのようなテーブルです。
出演者やスタッフさん達の為の、飲み物やお菓子などがずらりと並んでいます。
ここで気分転換や小休止など、息抜きをする皆さんの憩いの場でもあります。
ちなみに出演者の皆さんが持ち寄ったお菓子などで、日に日に内容が充実したものになっていっておりました。
さて、次のテーブルに参りましょう。
なんだか見たことのあるお花と、アクセサリーがおいてありますね。
そう、主役のヴィオレッタの小道具です!
アルフレードに渡す椿の花と、その時に着けているアクセサリーです。
小さなものなので、出番直前に身に着けます。それまでは、紛失してしまわないように一箇所にあつめて保管しているのです。
写真をよく見ると、白いテープで囲いがしてありますね。そして、役名と小道具の内容・使用する場面が記入されています。
一目でわかるように、細やかな工夫がされているんですね。
そして同じテーブルには、他にもこんな小道具達が・・・
透明で少々わかりづらいですが、夜会のシーンで使っていたグラスです。
グラスの底をよーーくご覧ください・・・
丸くて黒いものがついていますね?これは実は磁石なのです。
舞台上で落としたりしないように、お盆にくっつくようになっているんです。
またしても細やかな気配りがされています。
さらにその横には・・・
2幕2場で、使用されていたタンバリンと、アルフレードがヴィオレッタに投げつけるお札です。
非常に礼儀正しく積まれています。
では、次は合唱団の皆さんの楽屋に参りましょう。
随所で物語に花を添えてくださった皆さんです!(ちなみに写真は18日撮影のものです)
さて、夜会に登場されていた皆さんだけあって、楽屋に置いてあるものの内容もなかなかドレッシーです。
まずは男性陣からご紹介しましょう。
素敵なタキシードがズラリと並んでいます。
これで盛装して、夜会に出かける訳ですね!
皆さん、とても素敵です!!
続いて、女性陣の方へ参りましょう。
ご婦人方のドレスは、色とりどりでとても華やかです。
よく見ると、1着ずつ微妙に色や形が異なるんです。そんな違いを楽しむのも、オペラの醍醐味ですね。
ドレス同様、扇やコサージュもいろいろな模様や形があります。
服の色や、タイプに合わせてコーディネイトされます。まさに総合芸術といったところでしょうか・・・。
いかがでしたか?
普段は見えない舞台裏の様子、ほんの一部のご紹介でしたが、お伝えして参りました。
少しでも舞台の雰囲気を感じて頂けたら、幸いです。